サクサクのチョコレートと濃厚なバニラアイスが幾重にも重なり、高級感あふれるアイスケーキとして知られる「ビエネッタ」。
この特別なアイスが誕生してから、すでに40年が経ちましたが、2025年3月31日をもって販売を終了することが発表されました。
子どもの頃、特別な日にしか食べられなかった憧れのスイーツとして記憶に残っている方も多いのではないでしょうか?
今回は、ビエネッタの誕生から現在までの歴史を振り返りながら、なぜこれほど長く愛され続けているのか、その秘密に迫ります。
ビエネッタの誕生と歴史

ビエネッタの誕生:アイスの常識を覆した革命的なデザイン
ビエネッタは、1982年にイギリスのウォールズ(Wall’s)というブランドによって誕生しました。
ウォールズは、ユニリーバ傘下の老舗アイスクリームメーカーで、数々の人気アイスを生み出してきた企業です。
当時、アイスといえばシンプルなカップアイスやバータイプが主流でした。
しかし、ウォールズの開発チームは「もっと特別感のあるアイスを作れないか?」と考え、アイスクリームをまるでケーキのように層状に重ねるという革新的なアイデアを生み出しました。
特にこだわったのは、「パリパリとしたチョコレートの層を、なめらかなアイスと交互に重ねる」という独特の製法。
これにより、スプーンを入れた瞬間の食感の楽しさと、口の中で溶け合う贅沢な味わいを実現しました。
ビエネッタの世界展開と日本での登場
ビエネッタは発売されると瞬く間に人気となり、ヨーロッパを中心に広まりました。
その後、アメリカやアジアにも展開され、各国で愛されるようになります。
日本では、1980年代後半に森永乳業が製造・販売を開始。
当時、日本でも高級志向のアイスが登場し始めた時期であり、ケーキのようなビジュアルを持つビエネッタは「特別な日のアイス」として人気を集めました。
特に、家族で切り分けて楽しめる点が、日本の食文化にもマッチしていたと言えるでしょう。
1990年代には、テレビCMなどでも大々的に宣伝され、「憧れのアイス」として多くの人の記憶に刻まれました。
当時の子どもたちにとって、ビエネッタはちょっと特別なご褒美スイーツだったのです。
時代を超えて愛されるビエネッタの魅力
ビエネッタが40年以上にわたって愛され続けている理由には、いくつかのポイントがあります。
唯一無二の食感とデザイン
ビエネッタの特徴であるチョコレートのパリパリ感と、なめらかなアイスの組み合わせは、他のアイスにはない特別な体験を生み出します。
美しい層のデザインも、高級感を演出し、食べる前からワクワクさせてくれます。
“特別な日のアイス”というブランドイメージ
子どもの頃に「特別な日」に食べた記憶が、大人になっても残っている人は多いはず。
誕生日やクリスマス、お祝いごとなど、大切な時間を彩るアイスとしてのポジションを確立してきました。
ビエネッタはどこに売ってる?
セブンイレブンで販売しているという情報があります。
ファミリーマートにも!
こちらはローソン!
お店によりますが、コンビニにはありそうですね。
スーパーにもイオンや業務スーパーにあるそうです!
ビエネッタ販売終了のお知らせ

2025年2月10日に販売元の森永乳業より販売終了の発表がありました。
理由はユニリーバとのライセンス契約が終了するためです。
終了する商品はこちら
ビエネッタバニラ

ビエネッタティラミス

ビエネッタカップ バニラ

これにはお料理おじさんも
この方も
幅広く愛され続けていました。
まとめ
今回はビエネッタについてまとめてみました。
私は食べたことがなかったのですが、調べていたら食べたくなってしまい、今から買いに行こうと思います!
✅2025年3月31日に販売終了
✅コンビニやスーパーに売っている
みなさんも販売終了前に食べてみてはいかがでしょうか。